妊娠中は、お腹の中に赤ちゃんがいるため、母体と胎児の二人を考慮した健康管理が必要です。そのため、整体院に通っている人も、不安に感じることが多いでしょう。そこで今回は、妊娠中の整体において3つの注意点と大きなメリットについて解説します。

1. 妊娠中の整体はできる？

妊娠中の整体を行なうことができるかどうかは、症状によって異なります。整体は、筋肉や骨格のバランスを調整し、血行を改善することで痛みや不調を改善すると考えられています。
しかし、妊娠中は、体調やホルモンバランスの変化により、症状が異なるため、整体の注意点は異なります。また、いつどのような状態でも整体を受けてもよいわけではありません。一度整体を受けられる症状なのかご相談ください。

2. 3つの注意点

妊娠中の整体は、次の3つの注意点を守ることが必要です。

① 妊娠初期は避ける
通常初期流産の多い10〜11週までは整体を受けることは避けることをオススメします。
12週以降身体の痛みや不調があるようでしたら整体施術はメリットがあります。

② 施術を受ける前に医師に相談する
まず、整体を受ける前に、自分が抱えている問題や不安要素を整体師に伝えておく必要があります。また、妊娠中に整体を受けることも医師に相談しましょう。医師から特に注意や制限がある場合もあるので、確認するようにしましょう。

③ 整体師の選び方に注意する
整体は、体に直接刺激を与えるため、施術者の技術や信頼性が重要です。整体を受けるときは、施術者の技術、施術の方法、設備などが適切かどうかを確認するようにしましょう。

3. 妊娠中整体のメリット
整体には、妊婦さんにとって大きなメリットがあります。まず、整体は筋肉の緊張を和らげ、血流やリンパの流れを良くする効果があるため、不快な症状を緩和することができます。また、整体は、赤ちゃんの成長に合わせて変化する骨盤や身体の姿勢の乱れなどを修正します。
特に脚の冷えなどは婦人科系に関わるので、循環を促し冷えを改善していきます。